コーチングは気持ち悪い・うざいと感じている方もいるのではないでしょうか。占いや宗教なのでは?と疑問に思う人もいるでしょう。
本記事ではコーチングが気持ち悪いと感じる理由や、役に立たないコーチングを選ばないコツ、コーチングを受けたほうがいい人・受けないほうがいい人について、実際にコーチング受講者が解説します。
コーチングを受けようか迷っている人はぜひ参考にしてください。
コーチングは気持ち悪い・うざいと感じる理由
コーチングは気持ち悪い・うざいと感じる理由として以下のようなものが挙げられます。
- スピリチュアルや占いと同じように思われているから
- キラキラキャラのコーチがいるから
- 宗教やネットワークビジネスっぽいから
- 無形商材なので実態が掴みにくいから
- 勝手にコーチングしてくる人が身近にいるから
それぞれ詳しくみていきましょう。
スピリチュアルや占いと同じように思われているから
一部の人々は、コーチングをスピリチュアルや占いのように科学的根拠が乏しいものと見なすことがあります。コーチングが目に見える具体的な成果を提供することが難しい場合、クライアントはその有効性に疑念を抱くかもしれません。
私自身コーチングを受講する前までは、コーチングに対して不信感だらけでした。しかし調べていくうちに、コーチングが怪しいものでないということがわかり受講を決断しました。
歴史的には、コーチングはハンガリーの「コチ」という町の馬車が語源で、自己実現支援の手段として発展してきています。
キラキラキャラのコーチがいるから
コーチの中には成功や豊かさを過度にアピールする人がいます。高級な生活スタイルや成功体験を強調することで、自分を魅力的に見せようとします。
このようなアプローチが過剰であったり、現実離れしていたりすると、コーチングを受けたことない人は、それを不自然に感じ、気持ち悪いと感じることがあるでしょう。
宗教やネットワークビジネスっぽいから
コーチングを受けている人の過度なSNSの発信や言動などをみて、宗教やネットワークビジネスっぽいと感じる人もいます。中には詐欺だと思っている人もいるでしょう。
コーチングに限らずですが、特定の方法論や理論を絶対視し、それに従うことを求める場合、宗教的なカルトや強引なネットワークビジネスの勧誘と似た印象を与えるのは仕方ありません。
無形商材なので実態が掴みにくいから
コーチングは形のないサービスであり、その価値や成果を明確に測定するのが難しい場合があります。特に、コーチのスキルやアプローチがクライアントにとって効果的かどうかは、主観的な評価に依存することが多いため、実態が掴みにくいと感じる人もいます。
この不確実性が、コーチングに対する不信感や気持ち悪さを生む要因と言えるでしょう。コーチングを受けて、人生が今よりもうまくいく人もいれば、逆に前よりも悪い方向に向かう人もいます。コーチング受講を迷っているなら、自分が求めているものがコーチングを受けることによって、解決できるのか判断をしっかりするようにしましょう。
勝手にコーチングしてくる人が身近にいるから
コーチングのスキルを持つ人やコーチングを受講している人が、意図せずに他人に対してアドバイスや指導を行う場合があります。特に、相手がそのような関与を望んでいない場合、これは押しつけがましく感じられ、気持ち悪いと受け取られることがあります。
人は自分の意志に反して介入されることを嫌うため、このような経験がコーチング全体に対するネガティブな印象を与えることがあります。
また直接コーチングをしてくる人がいなくても、コーチングにはまる人が身近にいて、その人の活動を見て胡散臭いと感じてしまう人もいるでしょう。
役に立たないコーチングを選ばないコツ5選
コーチングを受けたいけど、役に立たないコーチングは選びたくないという方もいるのではないでしょうか。そこでコーチング選びで失敗しないためのコツを5つご紹介します。
失敗しないためのコツは以下の通りです。
- コーチングを受ける理由を明確にする
- 無料の体験セッションを受けてみる
- 受講するコーチングの流派・種類を確認する
- コーチの保有資格や卒業スクールを確認する
- カリキュラムや費用・料金が適正か確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
コーチングを受ける理由を明確にする
初めに、コーチングを求める目的をはっきりさせましょう。自分に適したコーチを選定するには、コーチングの必要性を明確に理解することが重要です。
例えば、仕事でのコーチングの場合、「自分の強みや才能を見つけたい」「、もっと仕事で今以上に成果を出したい」といった目標が考えられます。これらの目標を持っているなら、相手の才能を引き出す技術に長けたコーチを選ぶべきです。
コーチングには、ビジネスコーチング、キャリアコーチング、メンタルコーチング、ライフコーチングといった様々な形態があります。このため、コーチングの目的をしっかりと定めた上で、適切なコーチを選択することが望ましいです。
体験セッションを受けてみる(無料・有料問わず)
気になっているコーチングサービスがあれば、体験セッションを受けてみましょう。体験セッションは無料のものと、有料のものどちらもあります。
体験セッションを通じて、「気持ち悪い」といったマイナスなイメージを払拭し、信頼できるのであれば受ける判断をするといいでしょう。
無料で体験・相談ができるキャリアコーチングサービスは以下の記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。
受講するコーチングの流派・種類を確認する
受講するコーチングの流派や種類を確認するといいでしょう。理由としては以下の点が挙げられます。
- 人によってコーチングに求めているものが異なる
- 相性が合わない場合がある
コーチングには、コーアクティブコーチング・NLPコーチング・ストレングスファインダーコーチングなどいくつか種類があります。それぞれのコーチングによって、コミュニケーションの取り方や、問い、アプローチ手法などが異なります。
これには相性がかなり関係してくるので、自分がどのようなコーチングスタイルを求めているか明確にするといいでしょう。
また、キャリアコーチング・ダイエットコーチング・メンタルコーチング・ライフコーチングなど、「コーチング」といっても複数のサービスがあります。コーチングを受けることによって何を達成したいのか明確にし、受講検討中のコーチングサービスがそれを叶えてくれる可能性があるか確認するようにしましょう。
コーチの保有資格や卒業スクールを確認する
コーチの保有資格や卒業スクールを確認するのもおすすめです。なぜならある程度のコーチングの質が担保されるからです。
ただしコーチング自体は、資格やスクールの卒業がなくても提供できます。資格がないからダメというわけではなく、保有していれば、ある程度のスキル確認ができるぐらいに留めておくといいでしょう。
カリキュラムや費用・料金が適正か確認する
「気持ち悪い」「うざい」コーチングを避けるために、まずカリキュラムや料金が適正かどうかを確認しましょう。
信頼できないコーチングでは、カリキュラムの内容や料金が明確に示されていないことが多いです。したがって、コーチングを受ける前に、料金やカリキュラムの内容が明確に提示されているかを確認し、他のコーチングサービスと比較して検討することが重要です。
さらに、不正なコーチングサービスは、非常に低価格で提供されることがあり、後になって高額な料金を請求される可能性があります。このような場合には特に注意が必要です。
コーチングは、サービス内容やコーチによって料金が異なるため、適正な価格を判断するのが難しい点がデメリットです。自分で調査を行ったり、口コミや評判などの第三者の意見を参考にしたりしながら、信頼できるコーチングサービスかどうかを判断しましょう。
コーチングを受けたほうがいい人
実際にコーチング受講している私が、コーチングを受けたほうがいいと思う人は以下の通りです。
- 現状の自分に満足していない人
- 自分はもっとできると思うが、うまくいかない人
- 自己啓発本やビジネス書を読むがイマイチ変化が起きない人
- いろんなことにチャレンジしたい人
- 中学や高校生の部活動のような熱中したい人
- 何か1つ頑張ってやり遂げた経験がある人
- 挑戦したいことがあるけど、いまいち踏み出せない人
まだ他にもあります。上記に1つでも当てはまったら、受けてみるといいでしょう。
コーチングを受けないほうがいい人
コーチングを受けないほうがいい人は以下の通りです。
- 現状の自分に満足している人
- 挑戦はせず、安定を求める人
- なんとなく生活できればいい人
- 人と同じ人生を歩めればいいと思っている人
- すぐ人のせいにする人・他責思考の人
特に最後の他責思考の人は、コーチングを受けても変わらないので、受けないほうがいいと思います。他責思考の人は、コーチングを受けても成果が出なかったら、コーチのせいにします。お金も失うし、コーチの時間も奪うことになるので、まずは自責思考を身につけてからコーチングを受けるといいでしょう。
なぜ私がこれほど、他責思考だと受けないほうがいいと伝えているのは、私自身が他責思考だったからです。コーチングを受けてなかなか現実が変わらないことをコーチのせいにしようとしていました。
現実を受け止め、今この現状を作っているのは全て自己責任であるという、意識を自分の中で作れるようになってから、行動が変化し、少しずつ現実が変化していきました。
自責思考は今この瞬間から始められます。今現在、すぐ人のせいにしてしまっていたとしても今後起こることの全ては「自分の責任」という捉え方をすると決めるだけです。決めた人は、体験コーチング・セッションを受けてみるといいでしょう。
コーチングを受けてみたけど「気持ち悪い」と思った場合の対処法3選
コーチングを受けてみたけど、「気持ち悪い」と思った人もいるのではないでしょうか。そのような場合は、以下の3つを試してみるといいでしょう。
- 他のコーチングを受講する
- 消費生活センターに相談する
- 他のコーチング受講者に相談する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
他のコーチングを受講する
「気持ち悪い」と感じたら、そのコーチングをやめて他のコーチングを試すことをおすすめします。費用を払っているので「もったいない」と感じるかもしれませんが、不快な気持ちで続ける方が無駄です。
コーチングでは、コーチとクライアントの相性や信頼関係が大切です。相手に不快感を抱いていると、そのアドバイスを真剣に受け入れることが難しくなります。
コーチングを実際に受けてみないと分からない部分も多いので、「自分に合わなかっただけ」と割り切ることが重要です。他のコーチングを試してみると、自分に合ったサポートを得られる可能性があります。
消費生活センターに相談する
消費生活センターは、消費者の権利やトラブル解決をサポートする公的機関です。困ったことがあれば、相談するのが賢明です。
たとえば、以下のようなコーチングに関する不安を相談できます。
- コーチの資格や経験に対する不安
- コーチングの内容やアプローチに違和感がある
- 個人情報の取り扱いについての懸念
消費生活センターは、消費者の権利を守るための適切なアドバイスや解決策を提供してくれます。相談は基本的に無料なので、不安がある場合は積極的に利用しましょう。
他のコーチング受講者に相談する
もし同じサービスを受けている人、もしくは別サービスだけどコーチングを受けている人が近くにいたら、その人に相談するようにしてみてください。
担当のコーチが問題なのか、そもそもコーチングサービスが問題なのか、受講者のコーチングへの取り組み方が問題なのかわかります。
本来であれば、担当のコーチにそういった不安も打ち明けられるような関係構築するのが望ましいですが、難しい可能性もあるので、実際にコーチングを受講している人に相談するといいでしょう。
友人や家族に相談することはあまりおすすめしません。なぜならドリームキラーになる可能性があるからです。
ドリームキラーとは否定的な言葉やネガティブな言葉で、相手の夢や目標を壊そうとする人たちを指します。
あなたが感じているコーチングに対しての感情は、もしかしたら、あなたの目標を達成するために必要なことかもしれません。友人や家族に相談すると、現状維持をしてしまう判断をしがちなので、なるべく避けるようにしましょう。
まとめ
今回はコーチングが気持ち悪いと感じる理由や、役に立たないコーチングを選ばないコツ、コーチングを受けたほうがいい人など解説してきました。
コーチングに対して怪しい・やばいといった不信感を抱いている人は、一度体験コーチングやセッションを受けてみるのがいいと思います。無料でできるところもあるので、ぜひ受けてみてください。